医学

「文明病」から身を守る生き方

最高の体調 鈴木祐 CrossMedia Publishing 「体が資本」って、よく言いますよね。ここでの「資本」とは、何か活動を行うための元手や設備のことでしょう。例えば、しっかり仕事をするためには、丈夫な身体を保ち …

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スマホを通してみる脳と現代社会

スマホ脳 アンデシュ・ハンセン 久山葉子訳 光文社新書 スマホとのつきあい方を考えさせてくれる本です。 スマホが人間の脳に与える影響を、多くの研究をもとに科学的な立場から説いています。さらに、ではどうしたらよいかという点 …

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コーヒーとビールを愛するすべての人へ

朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる 馬渕知子 クロスメディア・パブリッシング はい、私もそう思います!  この本は以前から書店で見かけて、「そうそう、そうだよね」と思っていましたが、なかなか買うには至りませんでし …

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目の見える人は世界をどう見ていないのか

目の見えない人は世界をどう見ているのか 伊藤亜紗 光文社新書 「障害」あるいは「障害者」に対して、ちょっと見る目が変わるなあと思った一冊でした。 この本を読んで、目が見えないなど、障害のある人はどのように世界をとらえてい …

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まず歩き出してみることの大切さ

面白いことは上司に黙ってやれ 春日知昭 光文社新書 仕事においては、雑用やルーチン業務をこなすことも大事なことです。しかし、それをこなしながら、新たな一歩を常に意識しないと、いつまでも雑用をこなすだけになってしまいます。 …

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人工知能を「鏡」にして「意識」を考える

クオリアと人工意識 茂木健一郎 講談社現代新書 赤いマジックペンのフタはなぜ赤いのだろう。赤ペンだから赤いのは当たり前ですが、なぜ「赤」に見えるのでしょう。 それは、フタの材料が、赤以外の光を吸収して、赤い光のみを反射し …

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人間にとって数学とはどういうものか

論理ガール 深沢真太郎 実務教育出版 私は数学が嫌いでした。よく計算(ほとんど算数の域ですが)でケアレスミスしていました。それで嫌いになったのではないかと回顧しています。 「注意が足りないから“ケアレス”ミスなのだから、 …

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手術の「反省」から学ぶこと

「反省」というと、ネガティブなイメージがある。ひところ「反省ザル」だったか、ネガティブな格好をするサルが有名になったこともある。 「反省」というと、「悪かった点を挙げ、陳謝する、繰り返さないことを誓う」といったドロドロに …

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ウェブ講義について考える

最近、ウェブでの講義や学生実習としてのSGT(Small group teaching;数名の学生を相手に質疑応答を混ぜながらレクチャーを行う)を行った。 もちろん、新型コロナウイルス感染症の影響のためである。普段であれ …

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技術の修得

ある技術をできるようになるには、4つの段階があると言われます。次のごとくです。 意識していなくて、できない 意識していて、できない 意識していて、できる 意識していなくて、できる 新しい技術を修得しようとしたとき、最初は …