未分類

この一年を考える

この2021年も、当ブログをお読みいただき、ありがとうございます。 『十牛図』の話で始まった今年の記事ですが、はたして自分は自分の「牛」をみつけられたのか、あるいは「牛」をてなずけることができたのか、はては「牛」にとらわ …

仕事

よい悪人を目指す

悪人の作った会社はなぜ伸びるのか? 曽和利光 星海社新書 やはり人間は、様々な側面を見せるほうが人間らしいのではないでしょうか。田坂広志氏の「多重人格」、平野啓一郎氏の「分人」、あるいは吉本隆明氏の「対幻想」といったもの …

哲学

つみと罰

罪と罰 ドストエフスキー 工藤精一郎 訳 新潮文庫 最近、こういったしっかりした(?)小説を読まねばと思って、前々回にご紹介した『カラマーゾフの兄弟』に続けてドストエフスキーのこの作品を読んでみた次第である。 いずれも大 …

勉強・教育

古典との向き合い方

賢者の習慣 アーノルド・ベネット 渡部昇一 訳 ま、これも本屋でぶらぶらしているときに、ふと目に入った本です。読書について、とくに“古典”への向き合い方について良いことが書いてあったので、紹介します。 古典は、昔から残っ …

哲学

人生を耕す本

カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー 原卓也 訳 新潮文庫 ただのミステリー小説なのか。まったく内容を知らなかった読前から読み進めてくると、なんとなく殺人事件を中心としたミステリー小説のようにも感じる。 しかし、そこには …