仕事

「出過ぎた杭は打たれない」・・・「謙虚さ」再考

なぜ、その「謙虚さ」は上司に通じないのか? 榎本博明 中経出版 「謙虚さ」は「徳」の一つである。「徳」とは、人が人間として(他人との間をうまくやりくりしながら)生きていくために大切なものである。「徳」には様々な項目(徳目 …

仕事

人間にとって数学とはどういうものか

論理ガール 深沢真太郎 実務教育出版 私は数学が嫌いでした。よく計算(ほとんど算数の域ですが)でケアレスミスしていました。それで嫌いになったのではないかと回顧しています。 「注意が足りないから“ケアレス”ミスなのだから、 …

本の紹介

人間にとって音楽とはどういうものか

音楽ってなんだろう? 池辺晋一郎 平凡社 「人間ならば音楽はできなければならない」などと吹聴していると、困った目で見られるかもしれません。 しかし、音楽は人間が人間らしく生きるために必要なものだと思います。 病院では、学 …

仕事

手術の「反省」から学ぶこと

「反省」というと、ネガティブなイメージがある。ひところ「反省ザル」だったか、ネガティブな格好をするサルが有名になったこともある。 「反省」というと、「悪かった点を挙げ、陳謝する、繰り返さないことを誓う」といったドロドロに …

勉強・教育

ウェブ講義について考える

最近、ウェブでの講義や学生実習としてのSGT(Small group teaching;数名の学生を相手に質疑応答を混ぜながらレクチャーを行う)を行った。 もちろん、新型コロナウイルス感染症の影響のためである。普段であれ …

哲学

自分なりに世界を豊かにとらえるために

書店に行くと、「哲学・思想コーナー」なんていうのがある。いろいろな哲学者ごとに著作がまとめられている。年代順になっていたり、国別に分かれていたりする。 なにかこう、デパートの売り場に、哲学が並んでいて、どれにしようかな、 …

未分類

100日間連続投稿記録達成!

いつも、お読みいただきありがとうございます。 先日、100日間連続投稿を成し遂げました。 これも、読んでくださっている皆さんのおかげです。 今後ともよろしくお願いいたします。

仕事

技術の修得

ある技術をできるようになるには、4つの段階があると言われます。次のごとくです。 意識していなくて、できない 意識していて、できない 意識していて、できる 意識していなくて、できる 新しい技術を修得しようとしたとき、最初は …

哲学

人生は、心一つの置きどころ

運命を拓く 中村天風 講談社文庫 みなさんは、中村天風という人物をご存知でしょうか。中村天風は、知る人ぞ知る「哲人」です。私も知るまでは知りませんでした。 1876年(明治9年)に東京で生まれ、その後は日露戦争、肺結核、 …