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手と紙による対話

たった一通の手紙が、人生を変える 水野敬也 文響社 我々は、言葉を使うことで自分の考えを他の人に伝えることができます。 声は、主に口による音の組み合わせで言葉を作り、それを空中に漂わせ相手の耳に届けます。ときに電話などに …

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「職人」のルーツ

職人の日々は禅 阿部孝嗣 開山堂出版 我々医療関係者も含め、どんな職業でも「職人」としての属性があると思います。ではその「職人」とはどういうものか。どういう考え・ルーツに基づくものか。 「職人」については以前も永六輔さん …

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読書とは自分を彫り出す作業であり、本はその道具である

「大学」に学ぶ人間学 田口佳史 読書記録によると、私が『大学』に初めて触れたのは2014年の12月だったようです。そのあたりからイモづる式に中国古典を読み漁り始めたようです。 その後、『孝経』『中庸』『孟子』『論語』など …

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よい悪人を目指す

悪人の作った会社はなぜ伸びるのか? 曽和利光 星海社新書 やはり人間は、様々な側面を見せるほうが人間らしいのではないでしょうか。田坂広志氏の「多重人格」、平野啓一郎氏の「分人」、あるいは吉本隆明氏の「対幻想」といったもの …

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人間として自立するための「愛」

幸せになる勇気 岸見一郎 古賀史健 ダイヤモンド社 「愛」とか「幸せ」というのは、きわめて抽象度の高い言葉だと思います。そのため、時と場合によってさまざまな解釈ができます。 状態でもあり、行動でもあります。感情でもあり、 …

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「達人」ってどんな人?

達人のサイエンス ジョージ・レナード 中田康憲訳 日本教文社 どんな職業にしても、できればその道の“達人”になりたい。みなさんもそう思うでしょう。しかし、“達人”とは何でしょうか? 仕事や技術、あるいは武道などにおいて、 …

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職人とは

職人 永六輔 岩波新書 私は外科医として、手術といういわば“手しごと”をさせていただいております。そのため、どうしても“手しごと”というものについて、よくよく考えたいと、常日頃思っています。 その“手しごと”について、自 …

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仏教を実践する

どうせ死ぬのになぜ生きるのか 名越康文 PHP新書 4年ほど前に読んだ本です。最近、書店で注目の一冊として平積みされていたので、読み返してみました。 仏教は「心」の性質、扱い方を追究した科学であり、現代を生きていくうえで …

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身体と感情をアンテナにする

身体知性 佐藤友亮 朝日新聞出版 言葉では表現できないことが、世の中にはある。誰もが思っているし、言っている先人もたくさんいます。ウィトゲンシュタイン、ポランニー、などなど。 言葉は非常に便利なもので、言葉にすることで伝 …