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伏線は豊かに

子どもの能力が伸びるマインクラフトの使い方 タツナミシュウイチ ポプラ新書 まあ、うちの子ども達を見ていても、いろいろなゲームにはまっています。宿題との時間関係など問題もありますが、何事も没頭して追究することは良いことで …

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自分の世界を広げる・深める

鉄道少年 佐川光春 実業之日本社文庫 鉄道についての描写(車両や路線の特徴、業務など)について、今まで読んだ小説のなかで最も詳細に記載されていると思います。その点でも秀逸な小説です。 鉄道好きな自分にとってもその部分を読 …

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お金は使うためにある

DIE WITH ZERO ビル・パーキンス、児島修 訳 ダイヤモンド社 前回の記事では自己啓発書をいわば否定するような感じではありました。でも、引き続き「これは!」と思うものがあれば読んでいきたいと思っています。 とい …

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自己啓発は澄み渡り、読書の畑に花が咲く

地に足をつけて生きろ! スヴェン ブリンクマン 田村洋一 訳 Evolving 「自己啓発」とは、自分の知識や技能を向上させるために自分の意志で勉強や訓練を行うことです。 知識や技能をより多く、より高く向上させて生活や仕 …

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衝動で照らす人生

人生のルールを外れる衝動のみつけかた 谷川嘉浩 ちくまプリマ―新書 『チ。』という引用された漫画の不思議なタイトルに翻弄されてか、一歩引いた立場から読み始めてしまったこの本。 本書のタイトルも、だれもが一度ならず考えたこ …

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カナリアの導くものは

カナリア外来へようこそ 仙川環 角川文庫 さまざまな“過敏症”を訴える患者さんが訪れるクリニック「カナリア外来」を舞台に、それぞれの患者さんを取り巻く物語が繰り広げられます。 過敏症の原因は特定のにおいであったり、日光で …

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答えはないけど、目標はある

医療者が語る答えなき世界―「いのちの守り人」の人類学 磯野真穂 ちくま新書 人類学者という、医療者側でも患者・家族側でもない“第三の目”から医療を俯瞰的に見た良書です。 医療を見る目、つまり視座や視点にはさまざまあるでし …

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マインドワンダリング実践編

直観脳 岩立康男 朝日新書 前回の記事ではマインドワンダリングについての概要を感じていただけたかと思います。そこで、今回はマインドワンダリングをいかに実践したらよいかが分かる一冊を紹介いたします。 実はこの本にはマインド …

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ときにはボンヤリしましょう

マインドワンダリング モシェ・バー、横澤一彦 訳 勁草書房 マインドフルネスについては、皆さんもよく聞いたことがあると思います。呼吸など身体の動作や感覚に集中して、あるいは浮かんでは消える思考に執着せず受け流していくよう …

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自分の役割とは

赤ひげ診療譚 山本周五郎 新潮文庫 山本周五郎氏の作品を読んだのは『さぶ』に続いて2作目です。この作品は黒澤映画でも有名な物語ですね。“赤ひげ”は人情味あふれる理想的な医者の代名詞としても使われています。 『さぶ』の物語 …