本の紹介

しなやかで弾力ある心のための「レジリエンス」

レジリエンスの鍛え方 久世浩司 実業之日本社 最近、レジリエンスという言葉を聞くことがあります。もともとは物理学用語だったようで、「反発性」や「弾力性」を示します。 そこから、外力が働いて少しへこんでも、「また元に戻る力 …

本の紹介

「待てない」社会ではありますが、「待つ」ことは大切です

「待つ」ということ 鷲田清一 角川選書 待たなくてよい社会になった。待つことができない社会になった。 (P7) この冒頭の文章からも、いろいろと考えさせられます。 現代は、電車は時刻通りに来ます。会議は予定通り開始されま …

本の紹介

走ることについて考える時に僕の考えること

金哲彦のランニング・メソッド 金哲彦 高橋書店 一時期、走ったことがありました。 自転車つまりサイクリングに熱中していた時期があり、体力の維持が必要でした。 しかし私の住んでいるところは冬場、積雪のため自転車走行は大変危 …

本の紹介

「いい仕事」とはどのような仕事か

自分をいかして生きる 西村佳哲 ちくま文庫 ときどき、気持ちのいい仕事、心がこもっていると感じられる仕事に出会うことがある。 高校生のとき、自転車のパンクを修理してもらおうと立ち寄った自転車屋で、そういうことがあった。 …

本の紹介

Stay Homeで身体トレーニングとともに、思考のトレーニングも

「具体⇄抽象」トレーニング 細谷功 PHPビジネス新書 「具体と抽象」という考え方は、強力な思考のツールであり、自由自在に使えるようにしておきたいものです。 この本は、ベストセラーの『地頭力』や以前ご紹介した『「具体」と …

本の紹介

なぜ、アート×ビジネスの本がはやるのか?

なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館行くのか? 岡崎大輔 SB Creative こういうタイトルの本をよく見かけます。「アート」が、ビジネスにおける思考や経営戦略に良い効果を発揮するといった内容かと思います。 …

本の紹介

アイディアと情熱は自分の「内」に求めるのだ

トゥルー・イノベーション 三木康司 CCC MEDIA HOUSE イノベーションという言葉は、様々な場面で耳にすることがあります。日本語では「新結合」であるとか、「革新」「新機軸」「新しい切り口」といった言葉で表されて …

本の紹介

自分のための仕事をする「残業」という考え方

プロの残業術 長野慶太 草思社文庫 残業については、ネガティブなイメージしかありません。サービス残業、管理職は残業代が出ない、ブラック企業などと、様々な社会問題も附随しています。 そういった「残業」のイメージを一新するの …