勉強・教育

こうする家康

家康の本棚 大中尚一(著) 小和田泰経(監修) いずみ朔庵(イラスト) 日本能率協会マネジメントセンター NHK大河ドラマ『どうする家康』も、佳境に入ってまいりました。「関ヶ原の戦い」はこのドラマの一つの山場であり、また …

勉強・教育

考えるな、感じろ

それでも、読書をやめない理由 DLユーリン 井上里 訳 柏書房 読書好きのみなさんは、自分がなぜ読書を続けているか考えたことはあるでしょうか。いろいろ考えられることはあるかもしれません。「そこに本があるから」でもいいです …

勉強・教育

「読む」技術

「読む」技術 石黒圭 光文社新書 読書はいかに鍛えられるのでしょうか。おそらく、本を多く読むことも読書を鍛える一手だと思います。多くの本を読むことで、文章の構造や流れ、内容や物語の把握のしかたが身についてきます。 一方で …

勉強・教育

見えないものを、護るため

デジタル・ミニマリスト カル・ニューポート 早川書房 最近「SNSによって読書が妨害されているなー」と感じていました。もちろん、悪いのはSNSではなく、それが読書を妨害するほど見ている自分なんですけどね。 道具や技術は使 …

勉強・教育

人も社会も塩加減

西夏の青き塩 五十嵐力 文芸社文庫 先日、久しぶりに家族で中華料理店に行ってきました。外食することは時々あるのですが、妻いわく中華料理は「塩分が多い」とのことで、最近は行くことが少なくなっていました。 家族の健康、とくに …

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明君に明臣あり。明臣に明君あり。

上杉鷹山 小関悠一郎 岩波新書 “為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり”という短歌。子供のころから何度も祖母に聞かされていました。上杉鷹山の作だそうです。 もう一つ、 “清水の 音羽の滝は 尽 …

勉強・教育

いかに知識を輝かせるか

教養を磨く 田坂広志 光文社新書 田坂広志氏の著書をご紹介するのも、これで7冊目となりました。 私は『知性を磨く』を最初に読ませていただき、「知性」と「知能」の違いについて深く感銘を受けたことから、氏の著書を読み進めるよ …

勉強・教育

「頭がいい」とは何か?

頭のいい人が話す前に考えていること 安達裕哉 ダイヤモンド社 はたして、「頭のいい人」とは、どのような人でしょうか。 話していて「頭がいい」と感じる相手とは。少なくとも「知識が豊富な人」というわけではありません。それだけ …

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現代に通じる武士道

葉隠 奈良本辰也 訳編 知的生きかた文庫 「武士道といふは死ぬ事と見付けたり」なんて物騒なことが書いてあるから、この『葉隠』という書物は誤解されやすいのかもしれません。 何かあるとすぐ「切腹」する武士の生き方や、先の大戦 …

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人生いろいろ、読書もいろいろ

「若者の読書離れ」というウソ 飯田一史 平凡社新書 いち読書人としては、自分の子供はもちろん、より多くの人に本を読んでもらいたいと思っています。 子供の読書推進、習慣づけのためにはどうすればいいか、考えます。一番は自分が …