医学

論理は直感に負ける

「何か気になるなあ、ひっかかるなあ」というときは、 たいてい、あとあと問題になることが多い。 こう感じたら、確かめてみたり、人に聞いてみたりすると良いと思う。 こう感じるときは、直感のようなものが、働いているのではないか …

医学

単純なことを大事に

単純なことほど、極めようとすると奥が深く、工夫のしどころがある。 手術でもそうだ。初歩的な手術は、作業が単純であるからこそ、結果も単純に白黒ついてしまう。 高度なこと、複雑なことは、単純なことの組み合わせであることが多い …

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絵を描くということは

芸術脳の科学 塚田稔 講談社 「芸術脳は生まれつきではなく、シナプスの可塑性にもとづく学習と記憶によって後天的につくり出されるという」 私には「絵心がない!」と胸を張っている君たち。「絵心」とは、「絵を描こうとする気持ち …

医学

教育・勉強と「情熱」

どう考えても医療の一端は知識と技術であり、これは先達者から伝授されたり、教科書から読み取るものである。つまり、教育であり、勉強である。効率のいい教育、勉強とは・・・そんなものはないと考えるのが正しいだろうが。少しでも効率 …

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トップナイフと人間の生き方

トップナイフ 林宏司 河出書房新社 今月からはじまるテレビドラマの原作である。 テレビドラマはもとより、医療系ドラマはほとんど見ない私であるが、職業柄興味をひかれたので読んでみた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ …

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職場での教育のあり方

小さな会社でぼくは育つ 神吉直人 インプレス 後輩の教育をどのようにしていったらいいのだろうという上司、指導者の方。逆に指導を受ける側の新入社員、研修医をはじめとする新人の方。その両方ともに読んでほしい本です。 職場にお …

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「責任」と成長

「責任」はとるものでも、かぶるものでもない。 発揮するものだ。 もしくは、「責任」は「執る」ものだ。 responsibilityとは、responseするabilityだ。 つまり、「責任」というのは、「わたしがやりま …

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医療における「対話」の重要性

対話する医療 孫大輔 さくら舎 「対話」とはどんなものでしょう。「会話」や「話し合い」よりも「結論」を導きだすことを重要視するものであります。一方で、「議論」や「討論」よりは「結論」を一つに決めようというものでもありませ …