医学

仏教を実践する

どうせ死ぬのになぜ生きるのか 名越康文 PHP新書 4年ほど前に読んだ本です。最近、書店で注目の一冊として平積みされていたので、読み返してみました。 仏教は「心」の性質、扱い方を追究した科学であり、現代を生きていくうえで …

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視覚情報は“視覚情報”の83%を占める!?

視覚情報は脳に入る情報全体の83%を占めると言われる。しかし、頼りない。 視覚は分かりやすい。まさに一目瞭然である。しかし、見誤るということがある。錯覚もある。意識して観ようとしないと見えないこともある。 その点、触覚は …

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身体と感情をアンテナにする

身体知性 佐藤友亮 朝日新聞出版 言葉では表現できないことが、世の中にはある。誰もが思っているし、言っている先人もたくさんいます。ウィトゲンシュタイン、ポランニー、などなど。 言葉は非常に便利なもので、言葉にすることで伝 …

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「認知バイアス」と仲良く生きる

認知バイアス 鈴木宏昭 講談社ブルーバックス 認知機能とは、記憶、思考、理解、計算、学習、言語、判断など能力を指し、人間が人間らしくこの複雑な世の中を生きていくうえで大切な機能です。 今回ご紹介する本は、その認知機能に関 …

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対話とナラティヴ

他者と働く 宇田川元一 NEWS PICHS PUBISHING 上司とうまくやっていけない、部下がうまくついてきてくれない。それに対して、上司や部下とのつきあい方のノウハウを盛り込んだ話や本はたくさんあります。 そんな …

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食事を見直しましょう

出来る男は超小食 船瀬俊介 主婦の友社 “できる男”ではありませんが、私も小食だと思います。特に、朝食はあまり食べないほうです。基本的に「成人は三食しっかりとらなくてもいい」などと思っています。 そんなときに目にしたのが …

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脳の実働部隊としての「手」

手に映る脳、脳を宿す手 Göran Lundborg 砂川融監訳 医学書院 個人的な経験から考えても、医師の仕事において「手」は非常に重要だと感じています。 「触診」というものがあります。実際に患者さんのお腹を触ったり …

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外科医を通して学ぶ仕事術

7000人の子の命を救った心臓外科医が教える仕事の流儀 高橋幸宏 致知出版社 あまり、こういう本を読んで他の医療者の話を聞くのは好きではありません。自分も医師として、医療そして手術をする立場にあります。だから医療関係の話 …

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「最善」を導きの星として

医師は最善を尽くしているか アトゥール・ガワンデ みすず書房 この本は、医師の患者に対する姿勢や考え方、著者が「パフォーマンス」と呼ぶものについて、実践例をふんだんに取り込んで書かれた本です。 医師としての根本的な姿勢や …

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自転車に乗って、生き方のギアチェンジ

大人のための自転車入門 丹羽隆志、中村博司 日経ビジネス人文庫 「日本にはまだまだ利用されていないエネルギー資源がたくさんある」と喝破したのは、『自転車ツーキニスト』の著者、疋田智氏だったと思います。 え? エネルギー資 …