単純なことほど、極めようとすると奥が深く、工夫のしどころがある。
手術でもそうだ。初歩的な手術は、作業が単純であるからこそ、結果も単純に白黒ついてしまう。
高度なこと、複雑なことは、単純なことの組み合わせであることが多い。様々な要素が混ざっており、一つが一つを補ってうまくいくこともある。あるいは他が良くても一つがダメでうまくいかないこともある。
高度なことに当たってtryしてみるのも良い。多くの要素を学ぶことができる。それぞれの要素の重要度も知ることができる。
しかし、単純なこと、これには日常の雑務といった単純作業やルーチン作業も含まれるだろうが、これらをうまくできるか、きれいにできるか、早くできるかと考えたり、工夫したりすることが大事だと思う。