勉強・教育

「読む」を読む

「読む」って、どんなこと? 高橋源一郎 NHK出版 この本は、「読む」ことを真剣に考える人の頭に、”風”を吹き込んでくれます。 まあ、”風”といっても、追い風もあれば逆風もあり、台風もありますが。ともかく、我々が日ごろ行 …

仕事

いっしょに歩こう、成長の道

なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか(新版) 田坂広志 PHP新書 マネジメントについての本は多く出版されている中でこの本は、“自分と他者が人間として成長していくうえでのマネジメント(という作業)の役割”、について説い …

医学

病は気から

「病は気から」を科学する ジョー・マーチャント 服部由美 訳 「病は気から」という言葉がある。 一般的には病気の発症や進行は“気持ち”次第であり、気の持ちようによって良くもなれば悪くもなる、という意味だと思う。 東洋医学 …

医学

ブレインテックと「善」

ブレインテックの衝撃 小林雅一 祥伝社新書 もちろん、華々しいブレインテックに感銘を受ける内容であるが、それと同時に“病気や障害と人間との関係とは“、と改めて考えさせられる本であった。 とくに人間の個性、人となりに関わる …

仕事

「妄想」で世界を拓くためには

妄想する頭 思考する手 暦本純一 祥伝社 ふとした思いつき、あらぬ方向へ及ぶ考え、なんとなく感じる“違和感”。「妄想」こそ、人間ならではの能力ではないか。もちろんAIには妄想は難しいだろう。 病的になれば被害妄想など困っ …

仕事

手と紙による対話

たった一通の手紙が、人生を変える 水野敬也 文響社 我々は、言葉を使うことで自分の考えを他の人に伝えることができます。 声は、主に口による音の組み合わせで言葉を作り、それを空中に漂わせ相手の耳に届けます。ときに電話などに …

仕事

「職人」のルーツ

職人の日々は禅 阿部孝嗣 開山堂出版 我々医療関係者も含め、どんな職業でも「職人」としての属性があると思います。ではその「職人」とはどういうものか。どういう考え・ルーツに基づくものか。 「職人」については以前も永六輔さん …

仕事

読書とは自分を彫り出す作業であり、本はその道具である

「大学」に学ぶ人間学 田口佳史 読書記録によると、私が『大学』に初めて触れたのは2014年の12月だったようです。そのあたりからイモづる式に中国古典を読み漁り始めたようです。 その後、『孝経』『中庸』『孟子』『論語』など …

医学

初詣の効果は?

脳科学からみた「祈り」 中野信子 潮出版社 お読みいただき、ありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 * 今年は久しぶりに初詣というものに行ってきました。とりあえず、家内安全、交通安全など祈ってきた気がしま …

未分類

この一年を考える

この2021年も、当ブログをお読みいただき、ありがとうございます。 『十牛図』の話で始まった今年の記事ですが、はたして自分は自分の「牛」をみつけられたのか、あるいは「牛」をてなずけることができたのか、はては「牛」にとらわ …