芸術

人生はある意味「演奏」ですよね

音楽家の名言 檜山乃武 ヤマハミュージックメディア 歴史に名を残し、そして今も聴かれ続ける音楽を残した音楽家たちも、一つの道を究めた我々の先輩といえるでしょう。 その音楽家の残したものは彼らの音楽だけではありません。彼ら …

芸術

人生の”アーティスト”となるための指南

ずっとやりたかったこと、をやりなさい。(The Artist‘s Way) ジュリア・キャメロン、菅靖彦 訳 どうも、邦題をみると、ありきたりな自己啓発本かと思ってしまいます。でも、この本の真意は原題にあると思います。『 …

芸術

思考OSのアップグレードが必要です

「宇宙の音楽」を聴く 伊藤玲阿奈 光文社新書 この本、スイスイ読めました。400ページ近くあり、書店にならぶ他の新書たちのなかでも、やや厚めの本書。でも、買ったその日に一気に読んでしまいました。 ビジネス書やハウツー本に …

芸術

掴みどころの難しい世界を、よく「みる」ために

知覚力を磨く 神田房枝 ダイヤモンド社 我々は、世界をさまざまな「感覚」を通してとらえています。視覚や聴覚、嗅覚、触覚など。 しかし、得られた感覚は同じでも、どうしても個人個人による見方の違いや解釈の違いが起ります。 ま …

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目の見える人は世界をどう見ていないのか

目の見えない人は世界をどう見ているのか 伊藤亜紗 光文社新書 「障害」あるいは「障害者」に対して、ちょっと見る目が変わるなあと思った一冊でした。 この本を読んで、目が見えないなど、障害のある人はどのように世界をとらえてい …

芸術

音楽をとっかかりに世の中を見る

ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる 片山杜秀 文春新書 今年は、ベートーヴェンの生誕250周年だそうです。 新型コロナウイルス感染症の影響で、大規模な演奏会は難しく、年末恒例の『第九』演奏も危ぶまれる状況ですが、音楽な …

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「言葉」を切り口に『論語』を読み、『論語』を知ろう!

すごい論語 安田登 ミシマ社 「論語読みの論語知らず」という言葉が、よく言われます。 「論語読み」はまさしく、『論語』を読むことでしょう。そして、その内容や意義もある程度理解しているのでしょう。 もしかして学校の教科書で …

芸術

人間にとって音楽とはどういうものか

音楽ってなんだろう? 池辺晋一郎 平凡社 「人間ならば音楽はできなければならない」などと吹聴していると、困った目で見られるかもしれません。 しかし、音楽は人間が人間らしく生きるために必要なものだと思います。 病院では、学 …

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歩くときに頭のなかで流れる音楽

予兆 ファイナルファンタジーVI オリジナル・サウンド・ヴァージョン 作曲 植松伸夫 まだ暗いうちに、雪の中を歩く。20㎝の積雪を、かき分けて。 私は学生時代の一時期、早朝から行われる輪読会(教科書などを交代で読み進める …