仕事

「友だち」を再考する

小田嶋隆の友達論 小田嶋隆 解説 平川克美 武田砂鉄 イースト・プレス さて、いま現在、自分には「友だち」と呼べる人間はいるだろうかと考えました。 もちろん職場には日々顔を向き合わせる人々がいるわけですが「友だち」という …

仕事

人新世は「人」しだい

人新世の資本論 斎藤幸平 集英社新書 ”カオル死んで石兄さん自白・・・” カンブリア紀、オルドビス記、シルル紀、デボン紀、石炭紀、二畳紀、この辺りが古生代。近年話題のカンブリア大爆発や三葉虫などが有名ですね。 三畳紀、ジ …

仕事

書くということ

書く仕事がしたい 佐藤友美 CCCメディアハウス 「書く仕事」で生きていくことができればいいなあ。そう思うことがあります。もちろん、我々の仕事でも論文を書いたり様々な文章を書いたりすることはあります。 でも最近、こういっ …

仕事

言葉が変える資本主義

ほしいを引き出す言葉の信号機の法則 堤藤成 ぱる出版 営業や商売においては、いかに相手に自分が提供するサービスや商品を購入してもらうか、が目的の一つとなり、ほとんどの場合においてそれが第一の目的だと思います。 たしかにお …

仕事

内なる価値と外なる価値

世界は思考で変えられる 東田直樹 河出書房新社 ひとことに自閉症といっても、その症候や程度には幅があり、一律的定型的なものではありません。 そのため、自閉症スペクトラム障害(Autism spectrum disorde …

仕事

自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法 アービンジャー・インスティテュート 金森重樹 監修、冨永星 訳 大和書房 この本を読んだのは、かなり前、10数年以上前になるかもしれません。ただ、読んだときにかなりの感銘を受け、自分の …

仕事

「自立」「自由」「幸福」とは

砂の女 安部公房 新潮文庫 小説界にはとんと疎い私であります。最近ぼちぼちと読みはじめたようなものの、SNSなどで目にした本、お薦めされている本をたよりに読み進めている次第です。 その一部は当ブログでも紹介しておりますが …

仕事

毒は情熱のもと

自分の中に毒を持て 岡本太郎 青春文庫 薬には「毒薬」「劇薬」という分類があり、これは副作用(望ましくない作用)が起こりやすい薬とされています。 そもそも薬は病気を治したり身体を楽にしたりする効果を期待して使用するもので …

仕事

続・修身教授録

続・修身教授録 森信三 致知出版社 私は、この本が販売されているのを見かけて、とるものもとりあえず無意識五秒で発注いたしました。 到着してからはそれまで読んでいた本をすべて取っ払って、この本の1ページをめくったのでありま …

仕事

栄養は身体の養分、教養は思考の養分

教養としての茶道 竹田理絵 自由国民社 祖母は教授でした。といっても、そのへんの大学あたりで偉そうにしている“教授”ではなくて、茶道の教授です。茶道では、流派によっても異なるようですが、教授という資格みたいなものがあるよ …