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自分が手のひらに握るものは

手のひらの音符 藤岡陽子 新潮文庫 書店で偶然みつけた本でした。この本と出会って、読んで本当に良かったと思いました。 藤岡陽子さんの作品では以前も『満天のゴール』を紹介させていただきました。『きのうのオレンジ』もとても良 …

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本は剣よりも強し

読書を自分の武器にする技術 尾藤克之 WAVE出版 記録によりますと、私はこれまで読書に関する本を128冊読んできました。この本が128冊目になります。 さまざまな読書を進めつつ、自分の読書を見直すためにも多くの読書関連 …

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この星での生き方

人間の土地 Aサン=テグジュペリ 堀口大學 訳 新潮文庫 『星の王子さま』を初めて読んだのは、高校を卒業して大学受験浪人をしていたときでした。 当時は今のような読書習慣もなく、アガサ・クリスティーの推理小説などをときどき …

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技術や知識を活かすために

ノンテクニカルスキルの磨き方 日本航空 KADOKAWA 年明け早々に発生した能登半島地震に続いて、1月2日に起こった日本航空機衝突事故は記憶に新しいところです。 まれに見る大事故にもかかわらず、乗務員の指示と乗客の行動 …

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仕事を俯瞰する

給食のおにいさん 遠藤彩見 幻冬舎文庫 給食の思い出というと・・・、私は食べるのが遅いほうだったので、焦って食べていた記憶や、あまり肉が得意ではなかった記憶があります。 牛乳を飲んでいるときに笑わせられるといった定番の悩 …

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敵を知り己を知り道具を知れば百戦殆うからず

きみのお金は誰のため 田内学 東洋経済新報社 老後2000万円問題、新NISA、物価値上がりなどの話題。身近では異動して変わった給料。子供の進学と今後。そういったお金に関わることも気になっていたこの頃でした。 普段なにげ …

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医療とは智に働き、情に棹さし、意地を通すもの

神様のカルテ、神様のカルテ2、神様のカルテ3、神様のカルテ0 夏川草介 小学館文庫 私は、いわゆる“医療もの”の物語はキライでして、長らくこういった医療ものの小説やドラマは避けてきた気がします。 そうではありますが、最近 …

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人の繋がりと”心の栄養”

満天のゴール 藤岡陽子 小学館文庫 地域医療や死生観という、人が生きるうえで大切なことでありながらも現代医療において影の薄い部分について、現役看護師である作者ならではの視点で描かれた作品です。 患者さんはもちろん、人間に …

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昨日の向かい風は、明日の追い風になる

明日の僕に風が吹く 乾ルカ 角川文庫 出張にしても異動にしても、出先でかかりつけの書店を確保することは急務であります。 今回の異動先でも、確保することができました。書籍配置や特徴も、毎日通ってみると次第に頭の中に入ってく …

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こうする家康

家康の本棚 大中尚一(著) 小和田泰経(監修) いずみ朔庵(イラスト) 日本能率協会マネジメントセンター NHK大河ドラマ『どうする家康』も、佳境に入ってまいりました。「関ヶ原の戦い」はこのドラマの一つの山場であり、また …