仕事 2022年10月22日 「自立」「自由」「幸福」とは 砂の女 安部公房 新潮文庫 小説界にはとんと疎い私であります。最近ぼちぼちと読みはじめたようなものの、SNSなどで目にした本、お薦めされている本をたよりに読み進めている次第です。 その一部は当ブログでも紹介しておりますが …
勉強・教育 2022年10月15日 AI時代の人間学 英雄の書 黒川伊保子 ポプラ新書 黒川伊保子さんは様々な『○○のトリセツ』という本を出版されており、当ブログでも以前、『人間のトリセツ』を紹介いたしました。 今回ご紹介する本は、自伝的と言ったら言い過ぎかもしれませんが、 …
本の紹介 2022年10月8日 ネタバレのない物語 海辺のカフカ 村上春樹 新潮文庫 すいませんが、この書評らしき文章を作るのに、数ヶ月かかりました。 もちろん数ヶ月びっしりとワープロに首ったけだったわけではありません。一気に書くことができず、思い返して考え直して、思いつ …
本の紹介 2022年10月1日 物語の見方 考え方 物語のカギ 渡辺祐真/スケザネ 笠間書院 「まずは、この本を読んでみて」と、私のような小説・文学初心者に対して言いたくなる本ですね、これは。 ここには物語を読む上でより理解し楽しむために著者が提唱する「カギ」がたくさん並 …
仕事 2022年9月24日 毒は情熱のもと 自分の中に毒を持て 岡本太郎 青春文庫 薬には「毒薬」「劇薬」という分類があり、これは副作用(望ましくない作用)が起こりやすい薬とされています。 そもそも薬は病気を治したり身体を楽にしたりする効果を期待して使用するもので …
勉強・教育 2022年9月17日 思考に「枠組み」を 独学の思考法 山野弘樹 講談社現代新書 我々、それなりに教育は受けてきているのだと思うのですが、「考え方」そのものを直接学ぶ機会は少ないかと思います。 むしろ、国語の授業での文章の読解や算数の計算、理科の観察や実験などを …
仕事 2022年9月10日 続・修身教授録 続・修身教授録 森信三 致知出版社 私は、この本が販売されているのを見かけて、とるものもとりあえず無意識五秒で発注いたしました。 到着してからはそれまで読んでいた本をすべて取っ払って、この本の1ページをめくったのでありま …
仕事 2022年9月2日 栄養は身体の養分、教養は思考の養分 教養としての茶道 竹田理絵 自由国民社 祖母は教授でした。といっても、そのへんの大学あたりで偉そうにしている“教授”ではなくて、茶道の教授です。茶道では、流派によっても異なるようですが、教授という資格みたいなものがあるよ …
仕事 2022年8月27日 クリエイティブは頭で考えて出るものではない 身体が生み出すクリエイティブ 諏訪正樹 ちくま新書 誰もがクリエイティブに仕事をしたい、クリエイティブに生きたい。 今まで誰も考えなかったような新たな作品、概念、考え方、物語を創出すること、クリエイティブ。そうありたい …
仕事 2022年8月20日 原体験から自分の「軸」を紡ぎ出せ 原体験ドリブン チカイケ秀夫 光文社 最近、お盆で実家に帰省した際に、アルバムを見返しながら自分の「原体験」を考えたことがあり、この本を思い出しました。 たしか3歳くらいのころだったでしょうか。祖父は近所に努めており、そ …