「責任」はとるものでも、かぶるものでもない。
発揮するものだ。
もしくは、「責任」は「執る」ものだ。
responsibilityとは、responseするabilityだ。
つまり、「責任」というのは、「わたしがやります!わたしにまかせて!」というものだ。
例えば自分の担当症例。この患者については何でも分かるので任せてくださいということ。何か問題があれば、自分が対応しますという気持ち。
例えば手術。自分が執刀する症例に起こることは(術前検査も、もちろん手術中も、術後も)、すべて自分の「責任」と考える。
いや、実際は後輩の検査予定ミスや麻酔科のミス等もあるだろうが、全て自分が「引き受ける」という姿勢が、「責任」だと思う。
「引き受ける」ことで、起こること全てが、自分の成長につながると思うし、他人のせいにしていては、自分は何も勉強しないだろう。
「責任」を積極的に「引き受ける」ことが、自分を成長させてくれるのだ。