仕事 2020年4月2日 プロフェッショナルを超えて 知性を磨く 田坂広志 光文社 田坂広志氏の著作について、ご紹介するのは3冊目かと思います。 多くの著作の中でもこの本は、私が田坂氏の「仕事論」に、そして「知識と智恵」という考えにのめり込むきっかけとなった本であり、氏の考 …
仕事 2020年4月1日 修身教授録 修身教授録 森信三 致知出版社 森信三先生は明治29年に愛知県に生まれ、京都大学哲学科で西田幾多郎に教えを受けました。私の尊敬する哲学者であり教育者でもあります。 先生の著作は数多く、全集も出されています。その一つとして …
勉強・教育 2020年3月31日 ツバサ広げて ツバサ アンダーグラフ 今回は、本の紹介ではなく歌の紹介になる。そもそも歌というものは詩にメロディをつけたものだから、詩としても味わうことができる。 歌は、詩である歌詞にメロディが付いていることで、日ごろ読書などで言葉の …
医学 2020年3月30日 免疫の意味論 免疫の意味論 多田富雄 青土社 免疫系は面白い。 私も高校生のときにテレビ番組で免疫の話を知った。あたかも免疫細胞が細菌などの外敵に対して高度な指令系統をもって対応している印象を受け、興味が湧いた。 勉強してみると免疫系 …
勉強・教育 2020年3月29日 読書は自分のためならず 書斎の鍵 喜多川泰 現代書林 過去とその後遺症が、現在の生き方に影を落としている主人公。夢や希望を“働く原動力”に変える優秀な新入社員。 『書斎のすすめ』という本でわずかにつながっていた二人は、さらに深いつながりによって …
本の紹介 2020年3月28日 ゆくゆくは読書会? 読書会入門 山本多津也 幻冬舎新書 本を読んでいると、かならず「この考えは良い」だとか「これは知らなかった!」などピンとくることはあり、そこに付箋を貼るなどして記録しておく。 それをメモのようにしてノートにまとめたり、書 …
仕事 2020年3月27日 主体性を身につけるには 主体性は教えられるか 岩田健太郎 筑摩選書 今日は卒後臨床研修の研修修了証交付式に出席した。人が比較的多く集まるのも久しぶりであり、少し新鮮な感じがした。 挨拶や修了証交付の流れが粛々と進むのみであった。しかし、この2年 …
仕事 2020年3月26日 上下関係 若い社員、医局員や研修医など、職場の若手は、積極的に職場の雰囲気を良くするようにしないといけない。 くたびれた上司と一緒にブーブー言わない。 上司のグチに「ふんふん、そうですね」とつきあっているのも必要だけれど。グチにの …
医学 2020年3月25日 新型コロナウイルスは社会を櫛(くし)けずる 台風や地震などの災害と同様、今回の新型コロナウイルス問題によっても、社会の脆弱な部分が浮き彫りになっていると思う。 労働については職場に集まっての仕事体制、通勤の満員列車などの問題が、教育については休校による家庭の負担、 …
勉強・教育 2020年3月24日 国語はいかに大事か 祖国とは国語 藤原正彦 新潮文庫 著者の藤原正彦氏は数学者である。数学者というのは、私の子どものころの印象では、“冷たい”雰囲気で日々数式を相手にしている人という感じがしていた。 しかし、たいていの子どものことの印象とい …