読書

本は自分への扉

お探し物は図書室まで 青山美智子 ポプラ文庫 最近、「本の処方」みたいなことをできないかと考えております。そういえば、『文学効能事典』という本があり、「○○のときにはこの本」といった感じに世界の文学作品が並べられています …

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書物と共に生きる

ヘッセの読書術 ヘルマン・ヘッセ 草思社文庫 「クジャクヤママユ」の一件についての物語(『少年の日の思い出』)は皆さんにもご存知の方が多いでしょう。それなりの年齢のときに教科書で出会ったこの物語は、当時の自分の心に深く刺 …

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再読という道

再読だけが創造的な読書である 永田希 筑摩書房 私は77冊の読書法、読書術に関わる本を読んできました。しかしこの本は、私の読書に一つの区切りをもたらしそうです。 これまでも何冊読んだ、たくさん読んだという数に恃む読書を見 …

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豊かな「思考の庭」を

思考の庭のつくりかた 福嶋亮大 星海社新書 人間の生活が発展して便利になってきたことには、科学が大きな役割を演じてきました。 でもなんとなく、世の中は科学や理系だけでなんとかなるもんじゃない、文系も大事だ、と思いませんか …

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読書療法

心と体がラクになる読書セラピー 寺田真理子 Discover 「読書療法」というものが存在することを最近知りました。 ○○療法というのは色々あります。手術療法、化学療法、放射線療法といった医療技術的なことから、食事療法、 …

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頭の中を物語に加工する技術

プロだけが知っている 小説の書き方 森沢明夫 飛鳥新社 私は、自学的な学び方には二種類あると思っています。ひとつは知識や技術が体系的に書かれた教科書を読んで学ぶもの。もうひとつは実際の物事や完成品を数多く経験して、そこか …

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書くということ

書く仕事がしたい 佐藤友美 CCCメディアハウス 「書く仕事」で生きていくことができればいいなあ。そう思うことがあります。もちろん、我々の仕事でも論文を書いたり様々な文章を書いたりすることはあります。 でも最近、こういっ …

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物語の見方 考え方

物語のカギ 渡辺祐真/スケザネ 笠間書院 「まずは、この本を読んでみて」と、私のような小説・文学初心者に対して言いたくなる本ですね、これは。 ここには物語を読む上でより理解し楽しむために著者が提唱する「カギ」がたくさん並 …

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続・修身教授録

続・修身教授録 森信三 致知出版社 私は、この本が販売されているのを見かけて、とるものもとりあえず無意識五秒で発注いたしました。 到着してからはそれまで読んでいた本をすべて取っ払って、この本の1ページをめくったのでありま …

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取っ掛かりを探し、切り口を創る

批評の教室 北村紗衣 ちくま新書 「批評」というと、なんだか厳しく吟味してコメントを述べるような印象があります。批評には二種類あるそうです。肯定的批評と否定的批評とです。 もちろん、両者織り交ざることもあるでしょうが、肯 …