宗教 2020年8月8日 「量子論」は、「科学」と「宗教」の架け橋かもしれない 運気を磨く 田坂広志 光文社新書 田坂氏については私の読書生活のなかでも重要な位置にある、なんて勝手ながら考えさせていただいております。 氏には思想、未来、経営、人生、仕事、成長、あるいは技法といった、数多くの著作テーマ …
宗教 2020年8月1日 弓道を通して学ぶこと 弓と禅 オイゲン・ヘリゲル 角川ソフィア文庫 もともとスポーツは好きではなく、とくに激しく動く系はキライでした。また、チームプレーも苦手です。 私は大学に入ってから弓道を始めました。高校のときから、少し興味はあったのです …
宗教 2020年7月19日 「言葉」から入る先人の知恵 言葉の力 シン・ドヒョン、ユン・ナル、米津篤八訳 かんき出版 この本と書店で出逢って帯を見て、「BTS(防弾少年団)Vの愛読書」・・・? なに? といった乏しい知識の私でした。 調べてみますと、なになに、「防弾少年団」は …
宗教 2020年6月9日 自分なりに世界を豊かにとらえるために 書店に行くと、「哲学・思想コーナー」なんていうのがある。いろいろな哲学者ごとに著作がまとめられている。年代順になっていたり、国別に分かれていたりする。 なにかこう、デパートの売り場に、哲学が並んでいて、どれにしようかな、 …
宗教 2020年6月1日 ニーチェ~生き方のアラート、ドライブ、あるいはジェネレータとして 新編 はじめてのニーチェ 適菜収 講談社+α新書 ニーチェの考え方は、現代人の皆様にはぜひとも知っておいていただきたいものです。 私は仏教とのかかわりにおいて、ニーチェに惹かれました。彼はキリスト教をさんざんに批判してい …
宗教 2020年5月26日 「脳化社会」と、その生き方 唯脳論 養老孟司 青土社/ちくま学芸文庫 この本を読んだのは、実は高校生のときである。進学ガイドかなにかで紹介されていた。 当時はそれほど医学に興味があるというわけでもなかったような気もする。「脳って面白そう」などと感じ …
宗教 2020年4月27日 アイディアと情熱は自分の「内」に求めるのだ トゥルー・イノベーション 三木康司 CCC MEDIA HOUSE イノベーションという言葉は、様々な場面で耳にすることがあります。日本語では「新結合」であるとか、「革新」「新機軸」「新しい切り口」といった言葉で表されて …
宗教 2020年4月24日 三密加持すれば速疾に顕る “3密“と聞くと、次の言葉しか思い浮かばない。 “三密加持すれば速疾に顕る(さんみつかじすればそくしつにあらわる)” これは決して、「3密の状態でいると疾病がすぐに拡がりますよ」などと言っているのではない。 なにしろこれ …
宗教 2020年4月17日 仏教は「心」の仕組み、働き、使い方を教えます 《唯識》で出会う未知の自分 仏教的こころの領域入門 横山紘一 「無意識」はフロイトやユングにより近代になって考えられ応用されてきましたが、仏教では大昔から「無意識」の思想が存在しました。 今回ご紹介するのは、仏教における …
宗教 2020年3月22日 禅と日本文化 禅と日本文化 鈴木大拙 著 北川桃雄 訳 岩波新書 鈴木大拙は時代としては1870年(明治3年)、石川県金沢市に生まれました。ということで、あの西田幾多郎と同じ出生年、出生地、そして学友でもあり、その後も終生の友人であっ …