生き方

書くことは生きること

さみしい夜にはペンを持て 古賀史健 ポプラ社 私は今年1月から日記を開始しました。今もなんとか続けています。日々の思いや考えは失われやすいものですから、出来事よりは思いや考えを書き記そうとしています。 頭の中にふと現れる …

生き方

「頭がいい」とは何か?

頭のいい人が話す前に考えていること 安達裕哉 ダイヤモンド社 はたして、「頭のいい人」とは、どのような人でしょうか。 話していて「頭がいい」と感じる相手とは。少なくとも「知識が豊富な人」というわけではありません。それだけ …

生き方

現代に通じる武士道

葉隠 奈良本辰也 訳編 知的生きかた文庫 「武士道といふは死ぬ事と見付けたり」なんて物騒なことが書いてあるから、この『葉隠』という書物は誤解されやすいのかもしれません。 何かあるとすぐ「切腹」する武士の生き方や、先の大戦 …

生き方

深みを知るからこその響き

ラブカは静かに弓を持つ 安壇美緒 集英社 さて、図書館で予約していたけれども一向に順番が回ってこないこの本。この夏のどこぞの読書感想文課題図書(高校生の部)に選ばれていることも知って、しびれを切らして購入してしまいました …

生き方

感情の記憶

この気持ちもいつか忘れる 住野よる 新潮文庫 子供のころは何でも特別だったと思います。見るもの聞くもの新しく、好奇心旺盛に世の中を見ているのではないでしょうか。 また、同じものであっても、繰り返しでも面白いこともあります …

生き方

ならぬ堪忍しないのも堪忍

我慢して生きるほど人生は長くない 鈴木裕介 アスコム 最近、そう思います。平均的な一生の半ばに差し掛かったと思われる年齢になってきたこの頃。もう少し自分の「好き」や興味に基づいて生きることができればと感じています。 そん …

生き方

自分の「縫い針」に輝きを灯し

水を縫う 寺地はるな 集英社文庫 言葉の一般的な意味は、辞書に書いてあるかもしれません。しかし、そこに書いてあることだけがその言葉の意味や働きではないと思います。 言葉は、様々な状況や人間によって使われることで、そのシチ …

生き方

読書は地球を救う

本屋を守れ 藤原正彦 PHP新書 街なかの本屋は減少傾向にあるようです。私もよく行く本屋は、郊外型の大型書店がほとんどです。あとは駅にある書店も機会があれば訪れますね。 昔は、街なかにも本屋がもっとありました。本屋は文房 …

生き方

文章の力

会社を綴る人 朱野帰子 双葉文庫 世間では口の立つ人が重宝される気もします。営業トークやプレゼンなど話し方が上手なほうが、多くの職業において有利なのかもしれません。 流暢に話すことが上等で、書いて伝えることはそれに劣る、 …

生き方

あなたのSubを大切に

さぶ 山本周五郎 新潮文庫 この本は、『図書館の神様』に登場したことで知りました。この物語の主人公は誰か、という話題になっていたと思います。 「今、『さぶ』という作品について考えているのですが、『さぶ』の主人公は誰なのか …