本の紹介

こうする家康

家康の本棚 大中尚一(著) 小和田泰経(監修) いずみ朔庵(イラスト) 日本能率協会マネジメントセンター NHK大河ドラマ『どうする家康』も、佳境に入ってまいりました。「関ヶ原の戦い」はこのドラマの一つの山場であり、また …

本の紹介

「素直な心」を大切に

素直な心になるために 松下幸之助 PHP文庫 「素直な心」というものが、人間が生きていくうえでどんな場面でも大切だと思います。極言すれば、「素直な心」があるだけで、世を渡るに間違いはないと思います。 もちろん、知識や技術 …

本の紹介

余命3日

余命10年 小坂流加 文芸社文庫NEO 不思議なことに仕事や実習・研修も、終わりが近付くと習熟を感じます。「慣れたと思った頃に終わるよー」というのは実習の学生からよく聞こえる言葉です。 また、年末になると「この一年もがん …

本の紹介

考えるな、感じろ

それでも、読書をやめない理由 DLユーリン 井上里 訳 柏書房 読書好きのみなさんは、自分がなぜ読書を続けているか考えたことはあるでしょうか。いろいろ考えられることはあるかもしれません。「そこに本があるから」でもいいです …

本の紹介

「読む」技術

「読む」技術 石黒圭 光文社新書 読書はいかに鍛えられるのでしょうか。おそらく、本を多く読むことも読書を鍛える一手だと思います。多くの本を読むことで、文章の構造や流れ、内容や物語の把握のしかたが身についてきます。 一方で …

本の紹介

見えないものを、護るため

デジタル・ミニマリスト カル・ニューポート 早川書房 最近「SNSによって読書が妨害されているなー」と感じていました。もちろん、悪いのはSNSではなく、それが読書を妨害するほど見ている自分なんですけどね。 道具や技術は使 …

本の紹介

随筆は世界を言葉で解き、小説は世界を言葉で創る

こんな感じで書いてます 群ようこ 新潮社 “恥ずかしながら、群ようこさんの小説はまだ読んだことがないのです”と書こうとしたら、群ようこさんは小説家というよりは随筆家であったのでした。ますます恥ずかしい。 小説をやっと最近 …

本の紹介

見えるモノを減らせば、見えないものが見えてくる

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 佐々木典士 ちくま文庫 やましたひでこさんの「断捨離」、近藤麻理恵さんの「片づけ」、あるいはその源流とも言えるカレン・キングストンさんの『ガラクタ捨てれば自分が見える』など、モノを減らす …

本の紹介

人も社会も塩加減

西夏の青き塩 五十嵐力 文芸社文庫 先日、久しぶりに家族で中華料理店に行ってきました。外食することは時々あるのですが、妻いわく中華料理は「塩分が多い」とのことで、最近は行くことが少なくなっていました。 家族の健康、とくに …

本の紹介

神様の作用は

小説の神様 相沢沙呼 講談社タイガ さて、「小説の神様」は存在するのでしょうか。私は最近、存在するような気がしてきました。 それも、一神教のような絶対神ではなく、人それぞれが持つ八百万の神様のようなものが、あるのかもしれ …