本の紹介

父親のための人間学

父親のための人間学 森信三 致知出版社 森信三先生の教えは以前ご紹介した『修身教授録』に込められていると思います。「人間としていかに生くべきか」を追い求めた先生の思想が詰まった、人間にとって必読の一冊です。 この本は先生 …

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外科医を通して学ぶ仕事術

7000人の子の命を救った心臓外科医が教える仕事の流儀 高橋幸宏 致知出版社 あまり、こういう本を読んで他の医療者の話を聞くのは好きではありません。自分も医師として、医療そして手術をする立場にあります。だから医療関係の話 …

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読書の見方、考え方

「深読み」読書術 白取春彦 三笠書房 「読書術」に関する本はたくさんあります。中でもこの本は、かなり高密度に読書の真髄が込められた本だと思いました。 最近、久しぶりに付箋の部分を読み返してみました。なんとなく自分のオリジ …

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「最善」を導きの星として

医師は最善を尽くしているか アトゥール・ガワンデ みすず書房 この本は、医師の患者に対する姿勢や考え方、著者が「パフォーマンス」と呼ぶものについて、実践例をふんだんに取り込んで書かれた本です。 医師としての根本的な姿勢や …

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文章を磨き、書くことについて考える

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 藤吉豊、小川真理子 日経BP  (一人目の著者の二文字目は本来は上が「土」の「よし」です。失礼いたします) ブログを書いていると、なかなかうまく書けないこ …

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自転車に乗って、生き方のギアチェンジ

大人のための自転車入門 丹羽隆志、中村博司 日経ビジネス人文庫 「日本にはまだまだ利用されていないエネルギー資源がたくさんある」と喝破したのは、『自転車ツーキニスト』の著者、疋田智氏だったと思います。 え? エネルギー資 …

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Stay home 家で過ごせる ありがたさ

詩は、言葉に依るアートである。詩の他にも我が国には俳句や短歌といった、言葉に依るアートがある。 一般的にアートとは、言葉に依らずに光景や心情、理想などを表現する方法である。 だから詩は、もともと言葉が持つ機能を使わずに、 …

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「文明病」から身を守る生き方

最高の体調 鈴木祐 CrossMedia Publishing 「体が資本」って、よく言いますよね。ここでの「資本」とは、何か活動を行うための元手や設備のことでしょう。例えば、しっかり仕事をするためには、丈夫な身体を保ち …

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世界の見え方が変わる、『資本論』

武器としての「資本論」 白井聡 東洋経済 今の日本を考えると、物質的な豊かさではほぼ世界最高レベルなのに、幸福度や教育については、あまりパッとしません。なぜでしょうか。 政治では経済対策が第一に推し進められて、「お金さえ …