宗教

量子論と生命

量子力学で生命の謎を解く ジム・アル=カリーリ、ジョンジョー・マクファデン 水谷淳 訳 SB creative 「量子論なんて、最近出てきた不思議な物理理論で、私たちの生活には関係ないでしょ。いくらものすごく低い確率でブ …

宗教

「無意識」を活かして生きる

「無意識」はすべてを知っている 町田宗鳳 青春出版社 フロイト、ユングと「無意識」について研究を進めた先人達により、その構造であるとか、性質についてはある程度の概念として捉えることができるようになりました。 「無意識」と …

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空海の般若心経

般若心経秘鍵 空海 加藤精一編 角川ソフィア文庫 空海の思想は、現代に生きる我々にも十分に通用するものです。以前ご紹介した『空海 感動の言葉』でも、そのことは十分感じていただけたと思います。 今回ご紹介する本は、空海の数 …

宗教

『風の谷のナウシカ』から考える

ナウシカ考 赤坂憲雄 岩波書店 宮崎駿作品は鉱山のようなものだと考える。掘れば掘るほど色々な鉱石や宝石が発掘される。かなり深いところまで色々埋まっている。 まあ、宮崎作品に限らず、小説などの文学作品や哲学・宗教の文章、絵 …

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空海の言葉

空海!感動の言葉 大栗道榮 中経の文庫 弘法大師空海は、日本人のほとんどがその名を知っている人物でしょう。 仏教のいち宗派真言宗の開祖であるとか、香川の満濃池を造成したなどといった逸話をご存知の方もおいででしょう。また、 …

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「答えの無い問題」を相手にするには

ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 帚木蓬生 朝日選書 今回ご紹介します本の題名「ネガティブ・ケイパビリティ」というのは、本文中の説明を引用いたしますと、 つまり、不可思議さ、神秘、疑念をそのまま持ち …

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マインドフルネス 宗教・哲学・医学とともに

マインドフルネス最前線 香山リカ サンガ新書 私がマインドフルネスに興味をもつきっかけとなった本です。同じサンガ新書は仏教関係の新書であり、以前ご紹介したアルボムッレ・スマナサーラ師の『怒らないこと』もあります。 マイン …

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怒らない

怒らないこと アルボムッレ・スマナサーラ サンガ新書 職場に怒りやすい人がいたとします。たとえば上司。そこまで怒らなくてもと思います。なぜ怒るのでしょうか。怒っている人の前でこのように冷静に考えている雰囲気を出していると …

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宗教と共に生きる

塩狩峠 三浦綾子 新潮文庫 宗教とはなにか。生き方の指針、苦難のときの助け、いろいろあるでしょう。 今回紹介する三浦綾子さんの『塩狩峠』は、宗教に基づいて生きるとはどういうことか、を感じさせ、考えさせてくれる本です。同時 …

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自己啓発にゴールはあるか

最近思う。自己啓発にゴールはあるか、と。 ゴールがあるとしたら、どのような状態になることなのか。神に近い存在か。小市民の私ごときの想像する範囲では、きっと自分に満足しており、周囲のひとも私のことを尊敬し、頼りにしており、 …