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「素直な心」を大切に

素直な心になるために 松下幸之助 PHP文庫 「素直な心」というものが、人間が生きていくうえでどんな場面でも大切だと思います。極言すれば、「素直な心」があるだけで、世を渡るに間違いはないと思います。 もちろん、知識や技術 …

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見えないものを、護るため

デジタル・ミニマリスト カル・ニューポート 早川書房 最近「SNSによって読書が妨害されているなー」と感じていました。もちろん、悪いのはSNSではなく、それが読書を妨害するほど見ている自分なんですけどね。 道具や技術は使 …

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人も社会も塩加減

西夏の青き塩 五十嵐力 文芸社文庫 先日、久しぶりに家族で中華料理店に行ってきました。外食することは時々あるのですが、妻いわく中華料理は「塩分が多い」とのことで、最近は行くことが少なくなっていました。 家族の健康、とくに …

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明君に明臣あり。明臣に明君あり。

上杉鷹山 小関悠一郎 岩波新書 “為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり”という短歌。子供のころから何度も祖母に聞かされていました。上杉鷹山の作だそうです。 もう一つ、 “清水の 音羽の滝は 尽 …

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いかに知識を輝かせるか

教養を磨く 田坂広志 光文社新書 田坂広志氏の著書をご紹介するのも、これで7冊目となりました。 私は『知性を磨く』を最初に読ませていただき、「知性」と「知能」の違いについて深く感銘を受けたことから、氏の著書を読み進めるよ …

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「頭がいい」とは何か?

頭のいい人が話す前に考えていること 安達裕哉 ダイヤモンド社 はたして、「頭のいい人」とは、どのような人でしょうか。 話していて「頭がいい」と感じる相手とは。少なくとも「知識が豊富な人」というわけではありません。それだけ …

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現代に通じる武士道

葉隠 奈良本辰也 訳編 知的生きかた文庫 「武士道といふは死ぬ事と見付けたり」なんて物騒なことが書いてあるから、この『葉隠』という書物は誤解されやすいのかもしれません。 何かあるとすぐ「切腹」する武士の生き方や、先の大戦 …

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ならぬ堪忍しないのも堪忍

我慢して生きるほど人生は長くない 鈴木裕介 アスコム 最近、そう思います。平均的な一生の半ばに差し掛かったと思われる年齢になってきたこの頃。もう少し自分の「好き」や興味に基づいて生きることができればと感じています。 そん …

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自分の「縫い針」に輝きを灯し

水を縫う 寺地はるな 集英社文庫 言葉の一般的な意味は、辞書に書いてあるかもしれません。しかし、そこに書いてあることだけがその言葉の意味や働きではないと思います。 言葉は、様々な状況や人間によって使われることで、そのシチ …

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文章の力

会社を綴る人 朱野帰子 双葉文庫 世間では口の立つ人が重宝される気もします。営業トークやプレゼンなど話し方が上手なほうが、多くの職業において有利なのかもしれません。 流暢に話すことが上等で、書いて伝えることはそれに劣る、 …