勉強・教育

本は百薬の長

本を読むだけで脳は若返る 川島隆太 PHP新書 読書は運動、瞑想などと並んで人間にとってメリットしかない行動と言われます。適度な食事や睡眠とともにこれらを生活に取り入れることは人間として良く生きるコツです。 もちろん過ぎ …

仕事

医療とは智に働き、情に棹さし、意地を通すもの

神様のカルテ、神様のカルテ2、神様のカルテ3、神様のカルテ0 夏川草介 小学館文庫 私は、いわゆる“医療もの”の物語はキライでして、長らくこういった医療ものの小説やドラマは避けてきた気がします。 そうではありますが、最近 …

仕事

人の繋がりと”心の栄養”

満天のゴール 藤岡陽子 小学館文庫 地域医療や死生観という、人が生きるうえで大切なことでありながらも現代医療において影の薄い部分について、現役看護師である作者ならではの視点で描かれた作品です。 患者さんはもちろん、人間に …

生き方

人生の前面展望

列車の先頭で前面展望を見るのが好きだ。通学に利用していた田舎のローカル線では運転席が進行方向左側に寄っていた。だから、前面右の窓や中央にある貫通扉の近くに居ることができた。目の前にこれから進む線路が見える。列車はその通り …

勉強・教育

自分本来の考え方とは

からごころ-日本精神の逆説 長谷川三千子 中公文庫 ときどき、自分の思想や考え方をガラッと変えてくれるような本と出会うことがある。 『嫌われる勇気』もそうであった。おそらく、どの本にも多少なりともそういう効果はあるのだろ …

仕事

昨日の向かい風は、明日の追い風になる

明日の僕に風が吹く 乾ルカ 角川文庫 出張にしても異動にしても、出先でかかりつけの書店を確保することは急務であります。 今回の異動先でも、確保することができました。書籍配置や特徴も、毎日通ってみると次第に頭の中に入ってく …

医学

「せいしゅん」とは

心臓の王国 竹宮ゆゆこ PHP研究所 タイトルからしてギョッとするこの物語。読んでいて後半になると、あるいは最後まで読み切ると「あ、そういうことか」と納得される方もおられるようです。 私は読んでみてまず、最近の高校生はこ …

仕事

こうする家康

家康の本棚 大中尚一(著) 小和田泰経(監修) いずみ朔庵(イラスト) 日本能率協会マネジメントセンター NHK大河ドラマ『どうする家康』も、佳境に入ってまいりました。「関ヶ原の戦い」はこのドラマの一つの山場であり、また …

仕事

「素直な心」を大切に

素直な心になるために 松下幸之助 PHP文庫 「素直な心」というものが、人間が生きていくうえでどんな場面でも大切だと思います。極言すれば、「素直な心」があるだけで、世を渡るに間違いはないと思います。 もちろん、知識や技術 …

本の紹介

余命3日

余命10年 小坂流加 文芸社文庫NEO 不思議なことに仕事や実習・研修も、終わりが近付くと習熟を感じます。「慣れたと思った頃に終わるよー」というのは実習の学生からよく聞こえる言葉です。 また、年末になると「この一年もがん …