仕事

目からウロコの教育・仕事論

下流志向 内田樹 講談社文庫 試験に受かるためには、まさに試験勉強である過去問の練習や重要事項の暗記がとても役立ちます。確かにそういった勉強は既成の「問い→答え」のパターンを解決する訓練にはなります。 しかし、こういった …

仕事

道具

道具というのは、手の「延長」でなければならない。 手の「延長」というのは、たんに距離的に指より先が延びたとか、鋭い刃物になったとか、電気凝固できるようになったとかいう物理的、能動的な面だけではない。受動的というか感覚的な …

仕事

生きがいはどこから

仕事なんか生きがいにするな 泉谷閑示 幻冬舎新書 生きがいは何から得られましょうか。「仕事」は代表的な「生きがい」を得る手段かと思います。そのほかにも、愛すべき家族であるとか、楽しく語りあえる友人であるとか、様々でしょう …

仕事

怒らない

怒らないこと アルボムッレ・スマナサーラ サンガ新書 職場に怒りやすい人がいたとします。たとえば上司。そこまで怒らなくてもと思います。なぜ怒るのでしょうか。怒っている人の前でこのように冷静に考えている雰囲気を出していると …

仕事

論理は直感に負ける

「何か気になるなあ、ひっかかるなあ」というときは、 たいてい、あとあと問題になることが多い。 こう感じたら、確かめてみたり、人に聞いてみたりすると良いと思う。 こう感じるときは、直感のようなものが、働いているのではないか …

仕事

単純なことを大事に

単純なことほど、極めようとすると奥が深く、工夫のしどころがある。 手術でもそうだ。初歩的な手術は、作業が単純であるからこそ、結果も単純に白黒ついてしまう。 高度なこと、複雑なことは、単純なことの組み合わせであることが多い …

本の紹介

会津藩を知っているか

会津藩は朝敵にあらず 星亮一 イースト・プレス 君は会津藩を知っているか。 日本に住む者、少なくとも東北地方に住む者であれば、知っておくべきである。 我々の今の生活は、歴史のうえになりたっているわけだが、とくに東北地方は …

勉強・教育

「知識」を「知恵」に変える力

知の体力 永田和宏 新潮社 著者の永田和宏氏は、テレビ放送でもよくお見掛けする歌人というイメージでした。京都大学名誉教授であり、ご専門は細胞生物学とのことです。もちろん歌人としても大活躍されており、歌集の出版はもとより、 …

勉強・教育

好きなことから幅広い勉強

電車が好きな子はかしこくなる 弘田陽介 交通新聞社新書 私は電車が好きである。最近の鉄道好きには、〇鉄、△鉄など細分化されているきらいがあり、なんとなく全体的に好きというのでもいいのではないかと思う。 電車関係の遊びとし …

仕事

教わる側の姿勢

教わる力 牧田幸裕 ディスカヴァー携書 アンテナというのは大事である。いくら電波が飛び交っていても、アンテナがなければ拾うことができない。同様のことは、教育でも考えられる。 教育の要素としては教える側(たとえば上司や先生 …