未分類

この一年を考える

今年はコロナ禍にはじまり、コロナ禍におわる(まだまだ隆盛な気もしますが)一年だったと思います。 『新型コロナウイルスは社会を櫛(くし)けずる』 『スペイン風邪と新型コロナウイルス感染症』 新型コロナウイルス感染症は、人と …

仕事

内向型と外向型、どっちもあるから人間は成り立つ

内向型人間だからうまくいく カミノユウキ 祥伝社新書 私はどちらかというと、いや、どちらかといわなくても「内向型」です。もう、人と話したりするのも好きではないし、積極的に発言したりするのも勘弁願いたいです。 内向型とはな …

仕事

掴みどころの難しい世界を、よく「みる」ために

知覚力を磨く 神田房枝 ダイヤモンド社 我々は、世界をさまざまな「感覚」を通してとらえています。視覚や聴覚、嗅覚、触覚など。 しかし、得られた感覚は同じでも、どうしても個人個人による見方の違いや解釈の違いが起ります。 ま …

本の紹介

友だちはたくさんできなくてもいい

友だち幻想 菅野仁 ちくまプリマ―新書 「友だち」は多い方が良いと思いがちです。子供をみていても、友だちと遊びにいったりすると、「ちゃんと交友できているな」などと安心することもあります。 みなさんは、「友だち」と言える人 …

仕事

「鋭さ」だけでは生きていけない、「鈍さ」も必要です

鈍感力 渡辺淳一 集英社文庫 自分の結婚式で、勤務していた病院の看護師長さんからスピーチをいただいたことがありました。 「先生は忙しい仕事のなかを、“鈍感力”で乗り切っておられると思う」と。 思い当たってみると、そうかも …

仕事

小林秀雄が語る人生のキーワード

人生の鍛錬 小林秀雄の言葉 新潮社 編 新潮新書 小林秀雄については、以前も『読書について』の紹介などで書かせていただきました。 私が「言葉」「文章」「批評」「読書」といったキーワードを考える時に、いつも頭の中にフッと浮 …

仕事

「人間」は他者とのつながりによって作られるものだから

広く弱くつながって生きる 佐々木俊尚 幻冬舎新書 人間関係において、とくに東日本大震災後は「絆」が強調されます。家族の絆、地域の絆、職場の絆、などなど。 「絆(きずな)」という言葉は、ポジティブな感じがしますが、「絆す( …

仕事

「男らしさ」ってどうなんだ?

これからの男の子たちへ 太田啓子 大月書店 大ヒット中のマンガ、『鬼滅の刃』でも、主人公である炭治郎は「長男なんだから」、「男なんだから」といったことを言っています。 たしかに、「長男はきょうだいを助け、引っ張っていかな …

医学

目の見える人は世界をどう見ていないのか

目の見えない人は世界をどう見ているのか 伊藤亜紗 光文社新書 「障害」あるいは「障害者」に対して、ちょっと見る目が変わるなあと思った一冊でした。 この本を読んで、目が見えないなど、障害のある人はどのように世界をとらえてい …

未分類

ブログ開設1周年!!

おかげさまで、このブログも開設1周年を迎えました。 更新の頻度には波がありますが、なんとか続けることができました。 これも、読んでくださっている方がいることを、日々感じ続けられたおかげです。 今後も、ひきつづきよろしくお …