仕事

「量子論」は、「科学」と「宗教」の架け橋かもしれない

運気を磨く 田坂広志 光文社新書 田坂氏については私の読書生活のなかでも重要な位置にある、なんて勝手ながら考えさせていただいております。 氏には思想、未来、経営、人生、仕事、成長、あるいは技法といった、数多くの著作テーマ …

勉強・教育

弓道を通して学ぶこと

弓と禅 オイゲン・ヘリゲル 角川ソフィア文庫 もともとスポーツは好きではなく、とくに激しく動く系はキライでした。また、チームプレーも苦手です。 私は大学に入ってから弓道を始めました。高校のときから、少し興味はあったのです …

生き方

ビールを”おいしく”するものは

5月のあたりだっただろうか。ビールがおいしくなくなった時期があった。 これはもしや、いま流行りの感染症による味覚障害か! などと思ったりもした。しかし、感染するような思い当たることもなく、他の症状もないので違うだろう。 …

哲学

「言葉」から入る先人の知恵

言葉の力 シン・ドヒョン、ユン・ナル、米津篤八訳 かんき出版 この本と書店で出逢って帯を見て、「BTS(防弾少年団)Vの愛読書」・・・? なに? といった乏しい知識の私でした。 調べてみますと、なになに、「防弾少年団」は …

仕事

職場を人生の道場にしよう

人生心得帖/社員心得帖 松下幸之助 PHPビジネス新書 「職場は人生の道場。かけがえのない人生を、仕事を通じて自分の力で充実させていこう」 松下幸之助氏は松下電器の創業者として有名です。そして仕事や生き方に対する自己の経 …

本の紹介

心と体と人生のために、「ガラクタ」を片づけよう

新 ガラクタ捨てれば自分が見える カレン・キングストン 小学館文庫 「身の回りの整理整頓をすることによって、人生の整理整頓を行う」という内容の本です。 やましたひでこさんの『断捨離』や、こんまりこと近藤麻理恵さんの『片づ …

仕事

「出過ぎた杭は打たれない」・・・「謙虚さ」再考

なぜ、その「謙虚さ」は上司に通じないのか? 榎本博明 中経出版 「謙虚さ」は「徳」の一つである。「徳」とは、人が人間として(他人との間をうまくやりくりしながら)生きていくために大切なものである。「徳」には様々な項目(徳目 …

仕事

人間にとって数学とはどういうものか

論理ガール 深沢真太郎 実務教育出版 私は数学が嫌いでした。よく計算(ほとんど算数の域ですが)でケアレスミスしていました。それで嫌いになったのではないかと回顧しています。 「注意が足りないから“ケアレス”ミスなのだから、 …

本の紹介

人間にとって音楽とはどういうものか

音楽ってなんだろう? 池辺晋一郎 平凡社 「人間ならば音楽はできなければならない」などと吹聴していると、困った目で見られるかもしれません。 しかし、音楽は人間が人間らしく生きるために必要なものだと思います。 病院では、学 …

仕事

手術の「反省」から学ぶこと

「反省」というと、ネガティブなイメージがある。ひところ「反省ザル」だったか、ネガティブな格好をするサルが有名になったこともある。 「反省」というと、「悪かった点を挙げ、陳謝する、繰り返さないことを誓う」といったドロドロに …