読書

このブログと読書について考える

昨年はコロナ禍の影響もあり、学会や出張が中止やWeb開催となりました。そうして空いた時間を見つけてせっせと本のご紹介をすることができたように思います。 とくに3、4、5月あたりに一日一冊ペースでご紹介できていた時期は、自 …

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小林秀雄が語る人生のキーワード

人生の鍛錬 小林秀雄の言葉 新潮社 編 新潮新書 小林秀雄については、以前も『読書について』の紹介などで書かせていただきました。 私が「言葉」「文章」「批評」「読書」といったキーワードを考える時に、いつも頭の中にフッと浮 …

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子供に「心の栄養」を

将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる! 松永暢史 すばる舎 まあ、自分の子供が「学力が高い子」、「できる子」になってもらわなくてもいいですが、「読書好きな子」にはなってほしいと思います。 読書を生き方の一部とする私 …

読書

自分なりに世界を豊かにとらえるために

書店に行くと、「哲学・思想コーナー」なんていうのがある。いろいろな哲学者ごとに著作がまとめられている。年代順になっていたり、国別に分かれていたりする。 なにかこう、デパートの売り場に、哲学が並んでいて、どれにしようかな、 …

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本の読み方(5)~本から得たことを、自分の中で再構成する

本を読む目的の一つに、「知識」や「考え方」を得るということがあります。しかし、数多くの本が出版される今、一つの事柄についても、様々な見方や意見を述べた本がたくさんあります。 たとえば、「本の読み方」についての本をいくつか …

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本の読み方(4)~読書の場、読書の時

いつどこで読書をするか。まあ、本があればいつでもどこでも読書はできます。最近はスマホや電子端末で読むこともでき、必ずしも本は必要ありません。 逆に、ふと休憩時間や待ち時間、空き時間が発生したときに、いざ本を読もうと思って …

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本の読み方(2)~「読む」と「書く」の関係について

「書く」が「読む」に与える影響 書評や感想をブログに書くことを意識して本を読むと、「評価できる点はないか」「面白い点はないか」という姿勢で本に対峙するようになります。 本の書評や紹介文を書くとき、その内容は読書して感じた …

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本の選び方(2)

先日に引き続き「本の選び方」について、私の個人的な考えを少し述べさせていただきます。 とはいえ、自分でも「いつもこの基準で選んでいる」などというものでもありません。考えてみるとこんな感じかなという程度です。 1.テーマ …

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小林秀雄から読書の話を聞く

読書について 小林秀雄 中央公論新社 さて、読書を進めていますと、自分の読書のしかたについて、これでいいのか、他にも効率的(?)な読書法があるのではないか、と考えてしまうことがあります。 実際に読書について書かれた本も多 …