仕事

いかに知識を輝かせるか

教養を磨く 田坂広志 光文社新書 田坂広志氏の著書をご紹介するのも、これで7冊目となりました。 私は『知性を磨く』を最初に読ませていただき、「知性」と「知能」の違いについて深く感銘を受けたことから、氏の著書を読み進めるよ …

仕事

「頭がいい」とは何か?

頭のいい人が話す前に考えていること 安達裕哉 ダイヤモンド社 はたして、「頭のいい人」とは、どのような人でしょうか。 話していて「頭がいい」と感じる相手とは。少なくとも「知識が豊富な人」というわけではありません。それだけ …

仕事

現代に通じる武士道

葉隠 奈良本辰也 訳編 知的生きかた文庫 「武士道といふは死ぬ事と見付けたり」なんて物騒なことが書いてあるから、この『葉隠』という書物は誤解されやすいのかもしれません。 何かあるとすぐ「切腹」する武士の生き方や、先の大戦 …

本の紹介

深みを知るからこその響き

ラブカは静かに弓を持つ 安壇美緒 集英社 さて、図書館で予約していたけれども一向に順番が回ってこないこの本。この夏のどこぞの読書感想文課題図書(高校生の部)に選ばれていることも知って、しびれを切らして購入してしまいました …

本の紹介

感情の記憶

この気持ちもいつか忘れる 住野よる 新潮文庫 子供のころは何でも特別だったと思います。見るもの聞くもの新しく、好奇心旺盛に世の中を見ているのではないでしょうか。 また、同じものであっても、繰り返しでも面白いこともあります …

勉強・教育

人生いろいろ、読書もいろいろ

「若者の読書離れ」というウソ 飯田一史 平凡社新書 いち読書人としては、自分の子供はもちろん、より多くの人に本を読んでもらいたいと思っています。 子供の読書推進、習慣づけのためにはどうすればいいか、考えます。一番は自分が …

仕事

ならぬ堪忍しないのも堪忍

我慢して生きるほど人生は長くない 鈴木裕介 アスコム 最近、そう思います。平均的な一生の半ばに差し掛かったと思われる年齢になってきたこの頃。もう少し自分の「好き」や興味に基づいて生きることができればと感じています。 そん …

仕事

自分の「縫い針」に輝きを灯し

水を縫う 寺地はるな 集英社文庫 言葉の一般的な意味は、辞書に書いてあるかもしれません。しかし、そこに書いてあることだけがその言葉の意味や働きではないと思います。 言葉は、様々な状況や人間によって使われることで、そのシチ …

勉強・教育

読書は地球を救う

本屋を守れ 藤原正彦 PHP新書 街なかの本屋は減少傾向にあるようです。私もよく行く本屋は、郊外型の大型書店がほとんどです。あとは駅にある書店も機会があれば訪れますね。 昔は、街なかにも本屋がもっとありました。本屋は文房 …

仕事

文章の力

会社を綴る人 朱野帰子 双葉文庫 世間では口の立つ人が重宝される気もします。営業トークやプレゼンなど話し方が上手なほうが、多くの職業において有利なのかもしれません。 流暢に話すことが上等で、書いて伝えることはそれに劣る、 …