仕事 2020年6月4日 教える側の心得 「教える」ということ 日本を救う、[尖った人]を増やすには 出口治明 角川書店 「教える」ということは、難しいと思います。一言に「難しい」と言ってすませてしまいがちですが、何が難しいのでしょうか。 「知識」を教えることは …
本の紹介 2020年6月3日 歩くときに頭のなかで流れる音楽 予兆 ファイナルファンタジーVI オリジナル・サウンド・ヴァージョン 作曲 植松伸夫 まだ暗いうちに、雪の中を歩く。20㎝の積雪を、かき分けて。 私は学生時代の一時期、早朝から行われる輪読会(教科書などを交代で読み進める …
本の紹介 2020年6月2日 鉱物と人間の深いつながり 鉱物 人と文化をめぐる物語 堀秀道 ちくま学芸文庫 私は、石は好きなほうです。子供のころは化石に興味がありましたし、河原などできれいな石を探すのも好きでした。 今回ご紹介する本の著者である堀秀道先生の編集された鉱物図録も …
哲学 2020年6月1日 ニーチェ~生き方のアラート、ドライブ、あるいはジェネレータとして 新編 はじめてのニーチェ 適菜収 講談社+α新書 ニーチェの考え方は、現代人の皆様にはぜひとも知っておいていただきたいものです。 私は仏教とのかかわりにおいて、ニーチェに惹かれました。彼はキリスト教をさんざんに批判してい …
読書 2020年5月31日 本の読み方(4)~読書の場、読書の時 いつどこで読書をするか。まあ、本があればいつでもどこでも読書はできます。最近はスマホや電子端末で読むこともでき、必ずしも本は必要ありません。 逆に、ふと休憩時間や待ち時間、空き時間が発生したときに、いざ本を読もうと思って …
読書 2020年5月30日 本の読み方(3)~アウトプットはインプットを最大限に利用する手段 「インプット」という言葉と、「アウトプット」という言葉があります。様々な使われ方をします。 ここでは、「インプット」は、話を聞くこと、本や新聞を読むこと、テレビを見ること、ラジオを聞くこと、ネットで検索したり調べたりする …
医学 2020年5月29日 「身体性」と「精神性」を鍛えるために 身体能力を高める「和の所作」 安田登 ちくま文庫 『免疫の意味論』などの著者である免疫学者の多田富雄先生は、「能」についても造詣が深く、ご自身で新作能を作られたほどでした。 そんな接点でのみ、私は「能」について知っている …
読書 2020年5月28日 本の読み方(2)~「読む」と「書く」の関係について 「書く」が「読む」に与える影響 書評や感想をブログに書くことを意識して本を読むと、「評価できる点はないか」「面白い点はないか」という姿勢で本に対峙するようになります。 本の書評や紹介文を書くとき、その内容は読書して感じた …
仕事 2020年5月27日 日々の仕事も、ちょっと見方を変えてみよう 絶対達成マインドのつくり方―科学的に自信をつける4つのステップ 横山信弘 ダイヤモンド社 後回し、先延ばし、先送り。ついやってしまいます。 仕事を、締め切り寸前でなんとか仕上げることが多いです。それでもなんとかなっている …
医学 2020年5月26日 「脳化社会」と、その生き方 唯脳論 養老孟司 青土社/ちくま学芸文庫 この本を読んだのは、実は高校生のときである。進学ガイドかなにかで紹介されていた。 当時はそれほど医学に興味があるというわけでもなかったような気もする。「脳って面白そう」などと感じ …